足回りの生産
今回は足回りの生産について紹介します。
足回りとは車輪とそれを取り付ける部分全体のことを意味します。これらが無いとエンジンの動力を路面に伝えられませんし、段差があっても衝撃を吸収できません。エンジンと同じくらい大切な部分です。
足回りを生産する時はほとんどの場合アッセンブリー(装置や部品をそっくり取り外す意味)で取り外します。
ガス溶断(ガス溶接機にて鉄を溶かしながら、そこに圧縮エアーを吹き付け切断する手段)している所です。足回りは錆びやすい部分なので、ボルトナットが外れない場合は溶断で取り外します。アッセンブリーで外す時はシャシーをカットします。
バン系の足回りです。普通車とは部品の大きさも重量も違います。フォークリフトや天井クレーンじゃないと持ち上げることが出来ません。
こうして外された足回りは毎月大量に海外に輸出されていきます。