重機を使った解体作業
今回は重機を使った解体を紹介します。
「ニブラ」と呼ばれるアーム先端に大きなハサミが付いた重機で解体を行っていきます。
役割としては、リユースできる部品を取り外した後の車両から鉄や非鉄金属等を分別回収していますが、重機操作には熟練した技術がオペレーターに求められる非常に難しい作業です。
それでは写真で解体の流れを見ていきましょう。
手作業でリサイクル部品をはずした後、重機のあるところまでリフトで運びます。
重機で車を掴みます。1t以上ある車とは思えないくらい軽々と持ち上げています。
解体開始。まず車の屋根を潰し、裏返します。
マフラーやエンジン、足回り、配線を外して分別します。細い配線をツメで掴んで回収しているのがすごいですよね。
素材を回収したらプレス機で3方締めを行い、プレスブロックにします。
これで完全に廃車を処理したことになります。
解体作業中にお邪魔して写真を撮ったのですが、流れるような作業で1台あたりの処理時間は5分程でした。