廃車から取り外したアルミ・鉄ホイールやタイヤは再利用できるものは販売されますが、使えないものは素材として処理されます。

ホイールも鉄素材として出荷されることになります。

しかし、最近国内部品課に来社されるお客様で、ロシア向けにタイヤコンテナをつくる為に鉄ホイールを大量に購入していただいております。

話を聞くとタイヤのみ（抜きタイヤ）での輸入ができないそうで、ホイールがセットじゃないといけない（曲がっていても大丈夫）という事でした。

一見使えない意外な物でもお金になる、という事を改めて思い知らされました。
（因みに鉄素材相場の1.5～2倍の価格でご購入いただいております）
商売とは奥が深い・・・。

ホイールブレーカで取り外した為に大きく曲がったホイール（これでもOKだそうです）

※ホイールブレーカ（ホイール付き廃棄タイヤのタイヤを再利用するに際して、ビード部を全く損傷することなくホイールのみを破壊、タイヤを損傷することなくホイールから抜き取ることができる装置）