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会宝通信メールマガジン

前回から引き続き、ミスト発生機取り付け作業の進捗状況です。

前回ご紹介した、引っ張ったり、振ったり、回したり、綱引きをしたりしてまっすぐに伸ばしたPE管をハウス上のきしみ防止パイプに結びつけ、ミストを噴出する装置が真下を向くように調整しました。

PE管.jpg

この装置には4つの噴出孔が付いていて、1つの噴出口からミストが1メートル、プシューっと噴射されます。

噴出孔.jpg

これを栽培ベッド間の通路に1列ずつ配置しました。PE管の2メートルおきに装置が付いているので、栽培区間のほぼ全域に対応できます。

003 - コピー.jpg

この装置を設置することで、ハウス内が乾燥した時に温度を調整したり(乾燥しすぎると気孔が閉じて、光合成をしなくなる)、ハウス内温度の下降(暑すぎると花が落ちたり、成長点が壊死してしまう)や、トマトの葉っぱの温度低下(気温以上にこの温度が重要で、高すぎると様々な問題を引き起こす)を防ぐことができます。

また、中の作業員が快適に作業できるという点もあります。真夏のハウス内は40℃以上になることもありますので、作業する者にとってこの装置はありがたいです。