摘心・摘花
こんにちは。11月に入って急激に寒くなってきました。会宝農園では、バーナーを焚いて地温を上げ、またハウスを閉め切って気温も上げて、トマトの色づきと熟しを少しでも早くしようと奮闘中です。
今回ご紹介するのは摘心(てきしん)と摘花(てっか)です。摘花はつきすぎた花や実を適切な数に調整することです。摘心は成長点を切って、上への成長を止めることです。これにより実への栄養が行きやすくなります。


今栽培しているトマトは12月後半に栽培終了予定です。この時期は受粉してから55日くらいで収穫が見込めるので、逆算して今のこの時期に摘心を行うというわけです。
摘心は結構スムーズに進むのですが、摘花は時間がかかって大変です。実の数を数えつつ、どれが不要な実かを判断しなくてはいけないので集中力も必要です。なかなか終わりの見えない作業ですが、作業員一同がんばっています。