リサイクルからのリサイクル
唐突ですが、「自動車リサイクル法」について皆様はご存知ですか?
これは国が定めた法律で、廃車について色々な取り決めがあるのですが、今回はその自動車リサイクル法についてのお話です。
自動車リサイクル法の中に「適正な処理をしなさい」とあるのですが、これは車に入っているオイル類にも適用されます。
車が動くには、エンジンオイル、ミッションオイル、ラジエイター液など様々な油脂類が必要ですが、廃車の際に「適正な処理」をするには、これらを全て車から抜き取らなければいけません。
当社では液処理スペースでこれらを一括して車から抜いています。他にもエアコンガスやガソリン(細かく言えば、パワステオイルやブレーキフルード)も全て法律に基づいた処理をしています。
と、ここまでは自動車リサイクル業をされている方々は行われていると思いますが、当社はここから更にもう一段階あります。
当社は宝達志水町でトマト栽培をしていますが、栽培ハウスの暖房に廃油ボイラーを使用していて、その燃料として廃油を再利用しています。
ボイラー自体も、当社と明和工業株式会社様、上昇運輸株式会社様の三社が共同開発したもので、ハウスの燃料代の負担低減につながっています。廃油ボイラーについては、農業事業部のブログ「たのしい農業 おいしい話」をご覧ください!
これからもリサイクル業として出来ることを考えて行きたいと思います。