無農薬野菜ときくと、何となく体にいいイメージがありますね。

しかし無農薬でも、化学肥料を使っている場合もありますので「無農薬＝有機栽培」ではありません。ここらへんがややこしいところです。

会宝農園では、化学農薬も化学肥料も一切使用せず有機質肥料のみを使用して栽培をしています。

しかし、農水省のガイドラインでは、有機JAS認証をとっていなければ、有機という言葉は使用できません。無農薬・無化学肥料で栽培していても、そのような標記をしていけないことになっています。
①有機農産物
　・農薬、化学肥料を３年以上不使用で、かつ国の登録認定機関による有機JAS認定を受けなければ、「有機農産物」「有機」の表示できません。
②特別栽培農産物
　・「農薬不使用・化学肥料５割減」「農薬使用・化学肥料９割減」「農薬不使用・化学肥料不使用」
等といった農産物はすべてひとくくりでこちらの表示になります。

では結局、会宝農園の野菜はどういう定義になるのでしょうか！？
ほんとうは有機野菜、といいたいところですが、まだ有機JAS認証は受けていませんので、「有機」の言葉は使用できません。ガイドライン上では、

⇒特別栽培農産物（栽培期間中　化学農薬・化学肥料不使用）ということになります。

○○農産物と一言で説明するのではなく、栽培方法や理念についてよく知っていただき、本質を理解していただくことが重要なのかなと思います。

特別栽培農産物に係る表示ガイドラインについて詳しく知りたい方は、以下の農水省のパンフレットが分かりやすいかと思います。

http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/tokusai_pamph_a.pdf