純正部品と社外部品
私たちが普段何気なく乗っている車にはたくさんの部品がついています。
その車を構成する部品を「純正部品」と呼んでいますが、その対照に「社外部品」と呼ばれる部品もあります。では「純正部品」と「社外部品」の違いとは何なのでしょう?
純正とは「純粋で正しいこと、純粋でまじりけのないこと」を指す言葉で、自動車メーカーが車両別に追加や交換、修理用として販売する部品を純正部品と呼びます。
一方社外部品は大きく分けて、「交換や修理用の純正部品とほぼ同じ性能や品質を持つ純正代替型」と「純正部品よりも高性能や高品質を追求した機能向上型」の二種類があります。
※左図:オレンジ色の部分がエアフィルターになります。純正はエアクリーナーボックスの中にフィルターが入っています。
※右図:ステンメッシュ製のエアフィルターです。こちらはフィルター部分が剥き出しになっていて吸気効率を向上させています。
前者は純正部品と同等かそれよりも安価であることが多く、後者は純正部品より高価であることが多い傾向にあります。
お客様から部品のお問い合わせをいただく場合、純正部品が全国に在庫がない場合や他県から発送する場合の送料の関係で、前者の安価な社外純正部品をお勧めする場合がございますが、上記でも述べたように純正部品と機能的には変わりませんのでご安心ください。
※左図:純正マフラーの出口です。
※右図:社外マフラーの出口は純正に比べてかなり大きいですね。
そしてもう一つの高性能型社外部品は「もっと見た目をカッコよくしたい!」「もっと車をパワーアップしたい!」というチューニング、ドレスアップを目的とした部品で外装、内装、オーディオやエンジン、足廻りに至るまで様々な部品が社外品メーカーから販売されています。