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夏は車にとっても負担が多くかかる季節です。
特に冷却系の部分は事前の点検をお勧めしますが、今回は冷却装置の代表である「ラジエター」についてお話します。

ラジエターとはLLC(ロング・ライフ・クーラント)と呼ばれる冷却水が、エンジン内部を循環した際に吸収した熱を放出する為の装置です。
材質は主にアルミ性が主流ですが、放熱性の高い胴を使用している場合もあります。

A-1(ラジエターキャップ).JPG 
A-2(裏のゴムパッキンは劣化します).JPG

ラジエターキャップはただの蓋ではありません。圧力を一定に保つ役割をしていますが、劣化するとオーバーヒート等の原因を引き起こすことがあります。

B-1(上部が細かくひび割れしています).JPG 
B-2(表面が劣化しています).JPG

ラジエター上部の樹脂が劣化して表面がヒビ割れを起こすことがあります。熱と衝撃に弱い部分なので、放置すると亀裂が入りオーバーヒートしてしまいます。

C-1(許容範囲内の量です).JPG 
C-2(サブタンク内部に全く冷却水が入っていません).JPG

ラジエター内部の冷却水量を一定に保つためにサブタンクが設置されていますが、水量は十分ですか?空なら赤信号。ラジエター内部の水が減っていて、水温が上昇しやすい状態です。すぐにサブタンクの水が減るようならラジエターの水漏れが考えられます。