皆さんこんにちは。瀬戸＆中嶋です。

梅雨入りしているはずなのに、今年はあまり雨が降らない梅雨となっていますね。夏暑くなりそうですね。

今月は、先月の続きの、「ノーズカット」についての、生産方法をお話します。それでは早速ですが御説明いたします。

①まずは準備です。フェンダーが必要な場合は、フェンダーを外します。必要ではない時は、そのままカットをする事もあります。

②次に、カットをする場所のパーツ（ウォッシャータンクやヒューズBOX）等を外します。

③これで、準備OKです。カットをするにはこの道具を使用します。「レシプロソー」といい、電動のこぎりのような感じの機械です。以前は、もっと大掛かりな機械を使用していた為、エンジンを生産した後でしかカットをする事が出来ませんでした。しかし、このレシプロソーの御蔭で、先にカットをする事が可能となりました。

④いよいよカットです。このように、外側からカットしていきます。エンジン等があるので中からカットできませんよね（笑）

片側がカットできたら、反対も同様にカットし終了です。

⑤カットが終了したら、最後の仕上げです。

エンジンの下には、「エンジンメンバー」と言うエンジンや足回りを支えてある鉄の板があります。そのエンジンメンバーにノーズカットがボルトで固定されていますので、そのボルトを外します。車によってはノーズカットの下にエンジンメンバーがない車があります。エンジンメンバーのボルトを外したら、後は繋がっているホースやワイヤーをカットし出来上がりとなります。

１つの生産時間は約15分です。

                ノーズカット側　　　　　　　　　　　　　　　　　      車両側　　

皆さん、２ヶ月に渡り「ノーズカット」について御説明致しましたが分かりましたか？

これからも、色々な生産方法や取り組んでいる事など、紹介していきますので宜しくお願い致します。