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会宝通信メールマガジン

こんにちは。中嶋です。
今月は、生産部製造課の「最後の砦」をご紹介致します。

製造課では、4段階の生産工程があります。
まず①は「液処理作業」で、車に使用しているガソリンやオイル等の液類除去の工程です。
②は「前処理作業」で、外装やE/Gを制御しているコンピュータを室内より外し、E/Gとコンピュータを一緒に生産出来るようにしてくれています。
③は、製造課のメインともなるE/Gや足廻り(ストラット等)の生産です。
そして④が今回ご紹介をさせて頂く、「重機生産」です。
※ 会宝産業では部品の取り外しの事を「解体」ではなく、「生産」と言う言葉を使っています。それは、取りはずしたパーツは再利用しますし、当社で目指している「脱解体業」に反する事になるからです。

  2013.11工場①.JPG

全ての生産が終了した後に、車の形のまま出荷する事が出来ない為、1台ずつ「プレスブロック(鉄の塊)」にし、出荷します。

  2013.11工場②.JPG 2013.11工場③.JPG

プレスブロックを作る為には、車に使用されている様々な素材を分別しなくてはいけません。不要となった足回りやマフラー等(鉄・アルミ)を外したり、車の内部にあるハーネス(銅線)も外します。ハーネスは、②・③の作業でも出来る限り取るのですが、当社の重機オペレーターのお陰で、とても助かっています。
その他にも、スクラップのE/Gを取り外したり、プレス機の大きさに合わせ車の大きさを調整・大きな重機では掴みにくい丸い物を掴み持ち上げたりする事もあります。

  2013.11工場④.JPG 2013.11工場⑤.JPG

この作業を重機で行ってからプレス機にかけます。プレス機にかけるまでにかかる時間
は、大体1台平均15分ほどです。
見学に来られたお客様から、オペレーターの手捌きを見て皆様、「すごいですね」や「素晴らしい!」等のコメントを頂く事があります。
是非、一度会社見学に来てみて下さい。また、毎年8月に開催している、「会宝リサイクルまつり」にも、是非お越し下さい。今年の様子は、下記のリンクをご覧下さい。

2013会宝リサイクルまつり:
http://www.kaiho.co.jp/jp/news/2013/08/news-1396.html