素材(スタッフ編)
先月の続きで今月はスタッフが手で外した素材を紹介します。
工程としては一つ前になりますが、重機では取り外しできない部品を手で外して回収しています。
最近は新車購入時にすでに純正でアルミホイールを装着していることが多くなりました。
重機では取り外すことが難しいのでタイヤとアルミはタイヤチェンジャーで1本1本外していきます。
この時、ホイールの裏側についているバランスウェイトと呼ばれる鉛の錘も人の手で全て回収します。
バッテリーは指定回収物品にあたり回収義務が発生し、産業廃棄物処理業者等へ委託されます。
精錬後は純鉛や再生希硫酸、石膏などに再資源化されています。
一部交換して間もないバッテリーがあった場合は中古販売もしています。
部品を取り外した時に出る小さなボルトも立派な鉄素材。ドラム缶等に貯めています。
塵も積もれば山となる、ですね。